デビュー当時は、正直言って好きではありませんでした。
といっても、別に明菜ちゃん自身が悪いわけでも魅力が無かったわけでもありません。
実は、当時近所に住んでいた友人のお母さんに顔が似ていたので敬遠しておったのです。
そのお母さんは、大変厳しく、意地悪で口が悪く、言ってしまえば町内でも「クソババア」と評判でした。
明菜ちゃんを本格的に好きになったのは、「SAND BEIGE」の頃。
あの「きまぐれオレンジロード」の鮎川まどかに惚れてしまい、恐らくモデルとなったであろう明菜ちゃんのことも大好きになりました。
(※松本泉先生はご否定なされているそうですが)
今思えば、あの「クソババア」って、実はとんでもなくカワイイ人だったのではと。
だって思わず敬遠してしまうほど明菜ちゃんに似てたわけですし、意地悪で口が悪いのも、俗にいう「ツンデレ」だったのかも!?
ああ、私はなんという愚かな少年時代を過ごしてしまったものか。
すこしでもその魅力に気づいておれば、誰も知らないポテンシャルを秘めた美熟女(といっても当時は下手すれば20代後半か??)と唯一親しくなれるチャンスがあったというのに!